J2ジュビロ磐田は2-1で大宮アルディージャを下した。今季6度目の逆転勝ちで3試合ぶりの勝利。
下位チーム相手に2試合連続ドローと、J1昇格に向けて“足踏み”が続いていただけに、勝ち点3以上の価値がある1勝となった。
1-1で迎えた後半ロスタイム。引き分けムードも漂っていた中で劇的ゴールが生まれた。自陣からのロングボールで押し込むと、ゴール中央でMF山田がこぼれ球を拾い、左足を振り抜いた。「思い切り打った」シュートは相手DFの股の下を抜き、ゴール右隅へ。90+7分の劇的V弾となった。
同試合では体調不良で検査入院した鈴木監督が不在だった。さらに、J2得点ランクトップの20得点を挙げているFWルキアンも累積警告で出場停止。今季最大のピンチをチーム一丸で乗り切ったことでさらに勢いは加速するはずだ。
2016年に担当したJ1清水エスパルス(当時はJ2)もロスタイムに決勝点を挙げる試合が多かった。その度にチームの結束力が高まっていったことを記憶している。最後は怒濤(どとう)の9連勝でJ1昇格を成し遂げた。大宮戦の勝利は、当時と同じ雰囲気を感じさせる展開だった。
試合後、指揮を執った服部ヘッドコーチも「感動した。いい勝ち点3だったと思う」と手放しでたたえた。他クラブの結果次第だが、最短で7日のホーム京都戦でJ1昇格が決まる可能性がある。いよいよ、カウントダウンが始まった。【神谷亮磨】
▽得点経過 前半9分(大宮)山越康平 後半8分(磐田)山本康裕 後半ロスタイム(磐田)山田大記



