鹿島アントラーズがG大阪DF昌子源(29)の獲得に乗り出していることが20日、分かった。昌子はG大阪と複数年の契約を残しており、移籍金を含めクラブ間で合意するかが鍵で、水面下で交渉を進めている模様だ。

鹿島は昨季まで最終ラインをけん引したDF町田と犬飼が移籍。現在は三竿と関川、今季から加入したキム・ミンテがセンターバックを務めている。今後は天皇杯も含め連戦が続く中、タイトル奪還へセンターバックの層を厚くすべく、鹿島でタイトルを経験している昌子に白羽の矢を立てたようだ。移籍が実現すれば、18年夏以来、4年ぶりに鹿島に復帰となる。

昌子は18年のW杯ロシア大会で主力としてプレーし、その後、フランス1部トゥールーズへ移籍。20年にJリーグに復帰しG大阪に加入した。20年はけがの出遅れもあり18試合、昨季は28試合に出場。今季は6月下旬からベンチスタートが多くなっていた。