4位で終えた鹿島アントラーズがタイトル奪還へ、かつて在籍したスペイン2部レガネスMF柴崎岳(30)G大阪DF昌子源(29)フランス2部ニームDF植田直通(28)の獲得に乗り出すことが5日、分かった。いずれも鹿島の16年のリーグV&天皇杯の2冠に貢献し、海外移籍。以降、クラブは国内タイトルから遠ざかる。

強い鹿島を取り戻すべく、勝利のメンタリティーを持つ3人のタイトル経験者へオファーする方針を固めた。昌子には今夏にもオファーを出していたが、G大阪に残留。今後の交渉で条件が折り合えば、復帰が現実味を増してくる。

今季はスイス人のバイラー監督を招聘(しょうへい)したが、8月に解任。岩政監督が引き継ぎ、来季も続投が決定的となっている。優勝を知る面々が集結することで、強い鹿島を取り戻したい意向とみられる。