「名門復活」を懸けた冬が幕を閉じた。06年度大会王者の盛岡商(岩手)が、今大会の優勝候補に挙がる履正社(大阪)に0-6で敗れ、3回戦進出を逃した。
盛岡商の堅守がほころびた。0-0で突入した後半の立ち上がり。同2分だ。右CKの流れから先制点を献上。同8分にはゴール前右サイドからのパスに、逆サイドから入ってきたDF西坂斗和(3年)に左足で追加点のゴールを許した。同18分、同25分にはセットプレーから立て続けに失点するなど、後半だけで大量6失点で突き放された。
前半は劣勢な展開が続く中、GK小原健暉(3年)が再三の好セーブを連発。川崎Fに入団内定しているFW名願斗哉(3年)との1対1を制すなど、持ち味の粘り腰を見せて無失点で折り返した。だが、後半は完全に相手ペースで試合が進んだ。盛岡商のシュート数は後半0本。防戦一方の展開だった。
今大会は、11大会ぶりの全国舞台だった。初戦では帝京第五(愛媛)に2-1で逆転勝ち。優勝した06年度以来の「全国1勝」を手にし、2度目の全国制覇を目指したが道半ばで散った。



