アルビレックス新潟はアウェーで横浜FCに0-1で競り負け、3連敗となった。

後半8分、左クロスから決勝点を奪われた。先制を許した直後、温存していたFW谷口海斗(27)、MF三戸舜介(20)、エースのMF伊藤涼太郎(25)ら攻撃的な選手を投入。パスのサイズを変えながら敵陣深くまで進入する。同ロスタイム。最終ラインを抜け出した三戸が左足でシュートを放つが、相手GKに阻まれた。前節FC東京戦(4月29日、1-2)からGK阿部航斗(25)を除く先発メンバー10人を入れ替える大胆な布陣も、勝利にはつながらなかった。

先制を許す“悪癖”を改善できなかった。ここまでの3試合。試合序盤に複数失点している新潟。この日は前半こそ無失点で折り返したが、簡単にクロスを上げられて、4試合連続で先制点を奪われる。その後はいつもの「追う展開」となり、伊藤を中心に相手ゴールに迫ったが、最下位・横浜FCに今季初白星を献上した。

今季開幕から2勝2分けと好スタートを切ったが、その後は1勝1分け5敗と調子を落とす。6年ぶりのJ1舞台で攻撃スタイルは示すが、勝利がついてこない。『J1の壁』。松橋力蔵監督(54)は現状の難しさを感じつつも、「乗り越えることも大事だが、すり抜けることも大事。自分たちのスタイルにどう相手を巻き込んでいくかが大切」。その視線は一切ブレることなく、前を向く。【小林忠】