ヴィッセル神戸は29日、えがお健康スタジアムで30日に行われるロアッソ熊本との天皇杯準々決勝に向けて、熊本県内で調整した。

28日には日本サッカー協会審判委員会から、19日柏レイソル戦でMF斉藤未月(24)が大けがを負った事象について「我々の見解はレッドカード。正しいジャッジができなかったことを申し訳なく思う」と見解が示された。

今季は斉藤不在で戦うことになったが、DF酒井高徳(32)は「今いる順位は、未月の貢献がすごく大きなものがあってのものだと思うし、もちろん彼がいる、いないで違うところはある」と唯一無二の存在であることを再認識している様子。今後については「それぞれの特長を試合に還元してもらうこともそうだけど、ボランチに求められているベースっていうものは、誰が出ても変わらずやらなきゃいけない」とまずは守備面での役割をこなすことを期待した。

ボランチの代役として期待されるMF扇原貴宏(31)は、「求められることはやりつつ、自分の特長である大きな展開、ゴールへ直結するパスを出していきたい」と、斉藤とは違う強みも出していくことでチームに貢献していく考えを示した。

今の神戸の合言葉は「未月のために」。ここまで大きく貢献してきた斉藤に天皇杯とリーグ戦のダブル制覇をささげるべく、まずは熊本に勝って天皇杯4強入りを決める。