WEリーグのアルビレックス新潟レディースは今季3度目の対決となるAC長野パルセイロ・レディースとの皇后杯初戦の5回戦(17日)に向け、調整を進めている。新潟一筋18年目のMF上尾野辺めぐみ(37)は「トーナメント戦で勝敗がつく試合。難しい試合にはなると思うが、90分で決着をつけたい」。準優勝したWEリーグカップ第3節(9月9日)では2-2。リーグ戦第4節(11月16日)では0-0と今季2戦2分けの相手に8強入りを懸けて真っ向勝負を挑む。

今季リーグ戦はここ4戦負けなし(3勝1分け)と好調な新潟。だが昨季は11チーム中10位と低迷した。上尾野辺は昨季を「今までで一番苦しいシーズンだった」と振り返っていたが、今季は5試合で3勝1分け1敗で勝ち点10。順位も3位につけている。「開幕戦(INAC神戸レオネッサ、0-1)こそ落としましたけど、その後に(4戦)負けなしでやれていることは大きい。メンタル的にもいい方向に向かっている」と上尾野辺には自然と笑みもこぼれる。

来年3月には幼なじみのMF川澄奈穂美と同じ38歳を迎える。ここまでWEリーグカップを含む公式戦全試合に出場するなどタフさも見せる。「出られている試合でしっかり100%出すだけ。まだ元気です」。ベテランは衰え知らずでボランチで攻守に躍動し続ける。【大島享也】