サンガスタジアムで最多となる1万8730人の観客が詰めかけた中で、京都サンガF.C.が今後に期待を抱かせる戦いを披露した。

京都の曺貴裁監督(55)は「自分たちが浦和さんを倒す気持ちが上回った試合だっただけに残念」と悔しさをにじませたが、その戦いぶりは残留争いからの脱出を予感させるものだった。

果敢なプレスでのボール奪取から攻撃につなげ、決定機を作った。前半40分にはFWマルコ・トゥーリオ(26)のクロスからFW原大智(25)、後半45分には今夏新たに加わったFWラファエル・エリアス(25)がGK不在のゴールにシュートを放ったが、それぞれDFにかき出された。パリ五輪代表MF川崎颯太(22)は「あとは点が取れるかっていうところ」と無得点を悔やみながらも、「狙い通りの試合だった」と内容には手応えを口にした。

5月のアウェー戦で0-3で敗れた浦和レッズを相手に堂々たる戦い。指揮官は「自分たちのチームの中で必要なことを積み上げたら今日の試合になった」とチームの確かな変化をかみしめた。