京都橘が2大会連続で初戦敗退となった。

1点を追う後半33分、CKから最後はMF桐原惺琉(せいる、3年)の同点ヘッドが生まれた。流れを引き寄せたかに見えたが、わずか2分後に速攻から帝京に勝ち越し点を与えた。

「2点目(勝ち越し点)が欲しかったところを裏返された」という米沢一成監督(50)は「選手は本当によくやってくれた。今年は全然、勝てなかったところがあった中、ここまで来られたことはあきらめずに努力した結果」と、選手をたたえた。

ただ、シュート数は相手の11本に対し、京都橘も10本とほぼ互角。1点を追う後半追加時間には、シュートがクロスバー直撃の場面もあった。後半だけでも、5度の決定機がありながら1点に終わった。

指揮官は「決めきれなかったところが残念。チャンスを決められたら、という悔しさもある」とし、帝京の粘り強い守備には「ラインの統率、最後の寄せも鍛えられていると思った。映像で見た感じより実際、目の前で見させてもらって強さはあった」と称賛。

観客は1万8000人を超えた開幕戦。12年度準優勝の強豪校は、実力の片りんを見せながらも早々と姿を消した。