【ドーハ(カタール)29日=栗田尚樹】日本代表MF鎌田大地(26=E・フランクフルト)が、モヤモヤをスペイン戦にぶつける。
以下、一問一答は以下の通り。
-心境
自分たちの結果次第で上に上がれる可能性はある。仮にじゃなくて、存在するし。自分たちで、どうにか出来るようなチャンスなので、やっていきたい。
-コスタリカ戦後は、反省
そうっすね。
-スペインの印象は
もちろんテクニックがあって、常にボールを握りながら、みんなが思っているのとあんまり変わらないですけど、それプラス、今の監督になってから、ショートカウンターがあって、いいチーム
-どこを突くか
失点をせず、0で進めて、コンパクトに守備をやっていけば、チャンスは必ずどんな相手でも来る。いい守備からいい攻撃がどれだけ出来るか。
-スペイン相手の守備
ボールを奪われてからの切り替えの部分がはやいと思ったし、まあ、できるだけはやくボールを取った後、早い判断でワンタッチ、ツータッチで動かさないといけない。
-正確性
ドイツ、コスタリカ戦もボール奪ってから1つめのパスがずれたり、そういうのが多い。うまくできればいいけど、そこらへんが大事。
-これまでの反省
2試合に関してのプレーは納得していないし、失望している。僕自身はもっと出来るというのは分かっている。間違いなく出来る。やっていきたい。
-W杯の戦いで、難しさを感じていると言っていた。要因は?
ドイツ戦に関しては、チームとしても難しかった。コスタリカ戦は、まあ、今季は信じられないぐらいイージーなミスが多かったし、スタジアムの雰囲気、コンディションが悪かったり、痛かったりはなくて、ないと思っている。常にトップレベルでプレーしてきた。そういう問題ではなく、なんなんですかね。僕も考えたけど、分からない。僕の今のレベルで、(コスタリカは)通用しない相手ではない。なんで、今はそんな考えずに、また次の試合みて、また良くなければ、考えないといけない。ただこの2試合は実力を出せなかっただけ。
-自信を失ったか
自信はある。失っていない。
-分からないことが悩ましい?
そうですね。間違いなく、コンディションはいいし、スタジアムの雰囲気は、間違いなく、チャンピオンズ、去年のヨーロッパリーグの決勝のほうが間違いなくいいし、毎週2試合、フルで出続けてきた。問題なし、実力がすごい相手の方が上ってわけではないし。特に分からなかった。
-スペインが高めてくれる存在
この世界は結果が全て。自分たちでどっちにも替えられる。他力じゃなく、自分たちが勝てば上がれる。自分たちの手の中にある。チャンスは全然ある。信じてやり続けるしかない。
-分からないことは、今までもあるか?
2試合しかやっていない。昨季は、14節までファーストゴールしかとれていなくて。明らか、良くないのは分かる。今はドイツ戦はよく分からないし、コスタリカ戦はもちろん悪かった。今、ワールドカップ見ていても、ビッグプレイヤー見ていても、ミスしたりしている。1試合2試合で判断は出来ない。
-次はボランチ?
それは、僕に聞かれても。監督に聞いて欲しい。ボランチでも出来る。出ろって言われたらやるつもり。トップ下だろうが、どちらでも問題ない。
-2戦フル出場
逆にコンディション悪いという、良くない理由にしたいぐらい。けがもないし。今だめなのは、だめだったら、実力不足ということ。気にしても何もいいことはないし、後悔するなら、そうやって、何がよくないか、もっとこうすればとか、いくらでも時間はある。自分に対しての自信はある。今までやってきたことへの自信もある。
-スペインに向けて
チームの勝利に貢献できれば、それが全て。個人的なプレーも大事だけど、チームとして勝てれば何もいうことはない。