- ユベントス・ディバラ(撮影・PNP=2018年9月23日)
仏サッカー誌「フランス・フットボール」は8日(日本時間9日)、18年バロンドール(56年に同誌が創設したヨーロッパの年間最優秀選手に贈られる賞)候補30人を発表した。
候補者はクラブ別に以下の通り。
ベール、ベンゼマ、クルトワ、イスコ、マルセロ、モドリッチ、セルヒオラモス、バラン(レアル・マドリード)
アリソン、フィルミノ、マネ、サラー(リバプール)
ゴディン、グリーズマン、オブラク(アトレチコ・マドリード)
メッシ、ラキティッチ、スアレス(バルセロナ)
カバニ、エムバペ、ネイマール(パリサンジェルマン)
アザール、カンテ(チェルシー)
ロナウド、マンジュキッチ(ユベントス)
アグエロ、デブルイネ(マンチェスター・シティ)
ケーン、ロリス(トットナム)
ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)
- デヘア(撮影・PNP=2018年6月15日)
ロシアワールドカップ(W杯)を制したフランス代表から6人。クラブ別ではRマドリードの8人が最高となっている。逆にW杯で惨敗したドイツ代表の選手や、ブンデスリーガのクラブに所属する選手がゼロという結果となった。
これを受け、英ミラー電子版は「バロンドール候補30人から漏れたベスト11」を独自に選定。システムは4-3-3で以下の通りになっている。
▽GK=デヘア(マンチェスターU)
▽DF=右からキミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)ウンティティ、ピケ(ともにバルセロナ)アラバ(Bミュンヘン)
▽MF=アンカーにブスケツ(バルセロナ)右のインサイドハーフにクロース(Rマドリード)左にシルバ(マンチェスターC)
▽FW=3トップの右からディバラ(ユベントス)レバンドフスキ(Bミュンヘン)コウチーニョ(バルセロナ)
個人的には、ことあるごとにライバルのレアルに対して意味不明の舌戦を仕掛ける子供っぽい人間性のピケよりもフンメルス(Bミュンヘン)あたりを選びたい気もするが、全体的には人選に異論はないだろう。
30人に選ばれていない選手たちでもこれだけ強力な11人がそろう。欧州で活躍する日本人選手たちはそれほどレベルの高い世界でしのぎを削っているのだと、あらためて気づいた。
【千葉修宏】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「海外サッカーよもやま話」)