元ハノーバーのFWディーター・シャッツシュナイダーは、低迷を続けるハノーバーについて、レーバークーゼン戦(10日、2-3)の後半のメンバーなら、入れ替え戦出場の16位まで順位を上げられる可能性があると見ているようだ。

「1人1人が仲間のために走る本当のチームだった。このチームなら多くの可能性を持っている」と取材に答えていたと、18日付の地元紙が伝えている。

原口元気と浅野拓磨が所属するハノーバーは、残留争いのライバルであるアウクスブルクと16日に対戦し、1-3で敗れてしまった。だが数字上はまだ可能性がある。代表中断期間後のシャルケ戦(31日)に勝つことができれば、残留に向けたチャンスは大きくなる。

同紙は現状のベストイレブンについて読者アンケートを行った。1000人が参加したアンケート結果は以下の通り。

 

GK エッサー

 

DF ゾルク、アントン、フェリペ、アルボルノツ

MF ミュラー、バカロク、シュベークラー、マイア

 

FW バイダント、ヨナタス

 

シャッツシュナイダーが評価したレーバークーゼンとの後半メンバーと、ファンが選んだメンバーは8選手が同じだが、ファンは原口、ビマー、コルプではなく、ミュラー、フェリペ、ゾルクを選出。

ここ最近の試合で原口はバー直撃のFKや無人のゴールにシュートしたはずが雪でストップしまうなどの不運があった。だが、やはりファンが攻撃的な選手に求めているのは得点。残りは8試合。ゴール、アシストという結果を出し、チームを残留圏に浮上させたい。

(中野吉之伴通信員)