トルコ1部ガラタサライのDF長友佑都(32)の今シーズンのたび重なる負傷は、およそ2年間、休まずにプレーし続けた結果だとトルコの地元紙ミリエットが報じた。

長友は昨年10月の欧州チャンピオンズリーグ(CL)のシャルケ戦でボールが胸を直撃。左の肺に穴が開き、肺気胸と診断された。さらに今年2月には後十字靱帯(じんたい)を損傷し、最近の公式戦を4試合連続で欠場している。

ガラタサライ移籍後はトルコリーグとトルコ杯、トルコ・スーパー杯で通算29試合に出場。欧州CLが5試合、欧州リーグでも2試合に出場している。日本代表としても昨年夏のW杯ロシア大会で4試合に出場し、今年1月のアジア杯でも6試合フル出場。この休みのない「交通渋滞」のような試合数は、長友のコンディションを悪化させ、それがけがや故障のリスクを高めたという。

今月に入り、長友の治療は順調に続いている。この代表活動期間後には完全復帰することが期待されている。

(オルムシュ由香通信員)