17日に行われたドルトムント戦に16歳321日で出場し、欧州チャンピオンズリーグのクラブ最年少出場記録を塗り替えたバルセロナ所属のFWアンス・ファティは、20日にスペイン国籍を取得する予定であると、スペイン紙アスが19日に報じている。

U-17スペイン代表のゴルド監督は25日に、来月ブラジルで行われるU-17W杯に向けた代表候補50人を発表しなければならない。ファティがメンバーに入るためには、スペイン人であるという法的な資格が必要になる。そのため、スペイン・サッカー連盟とスペイン・スポーツ評議会の働きかけにより、3カ月前に始まっていた手続きが迅速に進んでいるという。

ギニアビサウ出身のファティは、ポルトガル代表としてプレーするという選択肢もあったが、迷うことなくスペインでのプレーを選んだと伝えた。

(高橋智行通信員)