マジョルカFW久保建英が今季4点目を挙げてホームでレバンテを2-0で下し、チームの残留へ望みをつないだ。

前半40分のFWクチョのゴールで1-0とリードした後半39分、自陣のセンターライン付近でパスを受けた久保はそのままドリブルで駆け上がり、相手DFに寄せられながらもペナルティーエリア右からファーを狙い利き足ではない右足でシュート。これは相手GKの好セーブに遭い右手1本ではじかれたが、こぼれ球を味方が拾ってつなぎ、中央からMFセビージャが右足で狙ったがこれも相手GKにはね返された。しかし、ここに詰めていたのが久保。混戦の中から左足で押し込んで貴重な追加点を奪い、歓喜に沸くベンチの前まで行っておじきパフォーマンスで応えた。久保のゴールは3月7日のエイバル戦以来で再開後は初。勝利を決定付けて同41分に交代した。

マジョルカは9勝5分け21敗の勝ち点32で降格圏の18位だが、残留圏の17位アラベスに残り3試合で暫定3差とした。