アーセナルが2-1でチェルシーを下し、14度目の優勝を飾った。

主将のFWガボン代表FWピエールエメリック・オバメヤン(31)が2ゴールを挙げて勝利。無観客試合ながらも、ウェンブリースタジアムで優勝カップを高々と掲げた。昨年12月から途中就任したミケル・アルテタ監督(38)にとっては初めてのタイトル獲得となった。

試合は1-1で迎えた後半22分、同点ゴールを決めていたオバメヤンが勝ち越しとなる2点目を挙げた。さらに同28分にチェルシーMFコバチッチ(26)の2枚目の警告による退場処分で、数的有利となり、試合を優位に進めた。アルテタ監督は「ビッグゲームにはビッグプレーヤーの大きな瞬間が必要。私たちのチームのオバメヤンのような選手がいることを誇りに思う。そして私のキャリアにとって、もっとも誇りに思う瞬間」と感慨に浸っていた。