23日の欧州チャンピオンズリーグ決勝でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に敗れたパリ・サンジェルマン(フランス)のファンら158人が24日、破壊行為などで逮捕された。

同決勝終了後、フランスの首都パリで集まったファンらが暴徒化し、ショップが襲撃され、路上の自動車も破壊。パリ警察が出動し、数多くの逮捕者が出たという。

仏政府のジェラルド・ダーマニン内務大臣は自らのツイッターで「昨夜、特定の暴徒による破壊行為で、警察隊メンバー16人が負傷し、12のショップが襲撃され、およそ15台の車が破壊された」と投稿した。

また、パリ警察は158人のファンが窃盗または破壊行為の疑いで逮捕されたと正式に報告。多くのファンがシャンゼリゼ大通りに集まったことで、トラブルが数多く発生したとした。

同警察は今回の騒動で、パリ・サンジェルマンの本拠地パルク・デ・フランス・スタジアム周辺のバーを24日午後から25日朝まで閉鎖するとも発表した。