ウエスカは27日、スペインリーグ第25節でエイバルとアウェーで対戦する。乾貴士、武藤嘉紀との日本人対決に向け、岡崎慎司(34)がクラブのインタビューに答えている。

ウエスカがそのもようを公式サイトで伝えた。

-エイバル戦の重要性

岡崎 直接対決で勝てば上に上がれるチャンスがあるので、非常にチームとしても雰囲気も勢いもあるので、良い準備をしてエイバル戦に臨みたいなと思います。

-パチェタ監督の戦い方

岡崎 パチェタ監督になって、チームが守備の部分で非常にしっかり5バックになって、中盤も厚めにして、しっかり守ってカウンターというのを徹底して今やっている部分もあるし、そこに前監督、ミチェル監督のサッカーでつないでいた部分も少し残しつつ、すごく良くバランスの取れたサッカーに切り替わっているんじゃないかなと思いますし、そこに対して自分はシンプルに裏を狙う部分を要求されていると思うし、さらにキープしたりゴールという結果を出していくっていうのが、自分の役割だと思うので、そういう部分を求められていると思います。

-日本人対決

岡崎 日本人対決はひとつのモチベーションでもちろんあるし、乾選手や武藤選手や久保選手と戦うこと自体がひとつの楽しみでもあるし、そういう意味では、このしびれる展開の中で試合できるっていうのはすごくうれしいし、すごく楽しみな一戦だと思います。

-エイバル戦

岡崎 この試合についてそんなに深くは話してないですけど、乾選手と前に話した時は、まさかこういう展開で試合するとは思わなかったなっていう話はしているし、ただお互いにとっても結果が必要だと思うし、自分たち自身にとってもチーム自体にとってもここで勝たないといけないので、お互いそこらへんは忖度(そんたく)なしで、もちろん勝ちを狙いにいこうっていう気持ちでいると思います。

-今後の目標

岡崎 ここからの試合っていうのはもちろん、今こういう状況にチームが、また勝ち点差を縮めてきて、降格争いでさらに激化すると思うので、そういう中で自分たちが勝利、この前の勝利っていうのをどれだけ伸ばせるかっていうのはすごく重要だと思うし、引き分けの部分が多いのでそこを勝ちに持っていけるような試合を増やしていきたいなと思いますし、僕自身も満足できる結果をとれてないので、結果をとってチームに貢献できるように頑張りたいと思います。

ウエスカは今季ここまで、リーグ戦24試合を戦い3勝10分け11敗の勝ち点19で最下位。長く降格圏内で苦しんでいるものの、前節グラナダ戦で3勝目を挙げて17位エイバルとの勝ち点差をわずか2に詰めており、残留に向けて両チームにとって重要な一戦となる。

(高橋智行通信員)