国際サッカー連盟(FIFA)は6月11日に開幕するワールドカップ(W杯)北中米大会で、さらに高度な半自動オフサイドテクノロジーを導入する。英BBCが報じている。
ビデオアシスタントレフェリー(VAR)に向けたテクノロジー。オフサイドラインから10センチ以上外れた場合、副審にリアルタイムで音声アラートが届く。昨年のクラブW杯やインターコンチネンタル杯で使用されたものは、50センチ以上離れた場合のみ通知されるものだったが、改良された進化バージョンとなった。
この新テクノロジーの導入で判定の迅速化に加え、オフサイドの旗がすぐ上がることで不要なプレーによる接触などを防げるという狙いがある。過去にはオフサイドの旗が上がるのが遅く、プレーが続いた中で選手がゴールポストに頭をぶつけ、重大事故に発生したケースもある。
また、FIFAは今大会参加全選手(1248人)の3Dアバター(分身)を製作する。各選手は大会前に写真撮影で個別に専用ルームに入り、デジタルスキャンを受ける。そのプロセスは1秒で完了するものだという。そのアバターを使用することで、オフサイド場面で実物さながらのアニメーション画像が視聴者に公開されることになる。


