【ナッシュビル近郊(米国)11日(日本時間12日)=佐藤成】FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に臨むサッカー日本代表DF板倉滉(29=アヤックス)が、ケガで離脱したMF遠藤航主将(33=リバプール)に代わって、主将を務めることになった。
練習後に取材に応じた板倉は、「ビックリした」と言いつつ「やっぱり航くんが一番悔しい思いをしている。前回のW杯が終わってからチームを引っ張ってくれた」と遠藤を思いやった。
この日の朝に遠藤の部屋に行って、言葉を交わした。多くは語らなかったというが、「応援している」と託された。
この日の練習前には、新主将となった板倉がチームに対して話す機会があった。遠藤の思いも含めて全体に伝えた。
主将について「本当に責任と覚悟を持って引き受けないといけない。全ての責任を負いたいと思うし、先頭に立ってやっていきたい。ショックな部分もあるけど、今、このメンバーで優勝しないといけない」と誓った。
初戦まで残り3日。チー 離脱が決まった遠藤は2月11日のサンダーランド戦で左足甲の靱帯(じんたい)を痛めて手術。リハビリに励み、5月31日のアイスランド戦で復帰していた。しかし同試合で左足に違和感を覚え、前半のみで交代。6月2日から始まったメキシコ・モンテレイでの事前合宿から別メニュー調整が続いていた。
ベースキャンプ地の米国ナッシュビルに移り、10日の練習では部分合流。復帰に向けて状態が上がっていると思われたが、11日の練習には姿を現さなかった。
チームは14日に1次リーグ初戦のオランダ戦(ダラス)を迎える。大会規定でケガ人や病人が出た場合は初戦の24時間前までにメンバーの入れ替えが可能。タイムリミットが迫っていた。


