最多5度の優勝を誇るブラジル(FIFAランキング6位)が、前回カタール大会4強のモロッコ(同7位)と1-1で引き分けた。

モロッコはアフリカ勢で初4強入りした前回大会に続き、旋風を巻き起こす可能性を感じさせた。優勝5度のブラジルを相手にドローで発進。ワハビ監督は「(前回と)同じ軌跡をたどりたいかと言われれば、ノーだ。今回はベスト4を超えたい」と宣言した。

鮮やかな速攻で先手を取った。前半21分、自陣でボールを奪うと素早く縦につなぐ。ピッチ中央で受けたディアスが相手DF2人の間を鮮やかに抜くスルーパスを左足で送り、走り込んだサイバリが右足で軽く浮かしてネットを揺らした。

モロッコにルーツを持つ欧州出身選手がチームを支えるのは、4年前と同じだ。Rマドリードの育成組織で育ったハキミらが健在で、W杯初出場のディアスやサイバリも出身はスペイン。フランスの年代別代表経験を持つ18歳のブアディも中盤で存在感を発揮した。決勝トーナメント1回戦で日本とぶつかれば、脅威となりそうだ。(共同)