【ナッシュビル(米国)17日(日本時間18日)】タケ不在はチームで埋める。日本代表はW杯北中米大会の1次リーグ第2戦のチュニジア戦を20日に控え、練習拠点で調整。MF久保建英(25=Rソシエダード)の左膝負傷が判明したが、MF堂安律(28=Eフランクフルト)やMF伊東純也(33=ゲンク)らは万全の準備を整える。チーム一丸となった戦いで、鬼門となってきた第2戦を突破する。 ◇ ◇ ◇
伊東が、チュニジア戦の先発出場に前向きな姿勢を示した。オランダ戦は後半21分から途中出場し、チームを活性化。久保が負傷し、右シャドー(トップ下)が空席となった。先発起用を問われ「どっちで出てもいい準備をしている。出た時に結果を出すだけ」と力強く言い切った。
33歳。チームで3番目の年長者となった。国際Aマッチ70試合出場はDF長友に次ぐ2番目。経験を還元する役目を担う。前回大会は第2戦コスタリカ戦で後半22分から右シャドーで途中出場。終盤に失点し0-1で敗れ「浮かれていたつもりはないが、入りはちょっと緩くなっていた。引き締めていきたい」と明かす。次戦は堅守を誇るチュニジア。アフリカ予選で10試合無失点だった。今大会は初戦でスウェーデンに5失点したものの「引いてくる相手を崩すのは本当に簡単ではない」と警戒する。
だからこそ、伊東の持ち味が輝く。右シャドーからサイドに飛び出すのは、背番号14の武器。左利きの久保、堂安と異なり、縦に突破しての右足クロスを持つ。「サイドからのクロスは大事。ローブロックの時は、1本しっかり合わせて決める」と攻略を描く。
“チュニジアキラー”の任務も背負う。23年10月の前回対戦では右サイドで先発。1点をマークし「いいイメージはある」と自負する。オランダ戦ではCKをFW小川に合わせ、MF鎌田の得点を演出。“アシストのアシスト”で、記録には残らなかった。「感覚的にはいい。次はゴールとアシストという結果を残せれば」。イナズマがさく裂する時が来た。【飯岡大暉】
◆久保建英の左ひざ負傷 14日オランダ戦で先発した久保は後半26分、左サイドでボールを受け、ドリブルで仕掛けようとした際にDFダンフリースからチャージを受けて接触し、倒れた。立ち上がってピッチ外に出ると座り込み、自らプレー続行が難しいことを示した。同30分にFW小川と交代。試合後は車椅子に乗って会場を後にした。
◆森保ジャパンの負傷者 主力だったMF南野は昨年12月に左ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂した。復帰は間に合わず、今大会はメンターとして日本代表に同行している。MF三笘は代表メンバー発表直前の5月9日に左太もも裏の肉離れを負い、その後手術を受けた。主将だったMF遠藤は2月に左足甲を負傷し、手術を受けて今大会に間に合わせようとリハビリした。メンバー入りを果たし、本番直前の5月31日アイスランド戦で復帰したが、患部が悪化。リハビリを続けたが、11日に森保監督の最終判断によって離脱した。


