ポルトガル代表FWロナウド(アルナスル)は精彩を欠き、前人未到のW杯6大会連続ゴールはならなかった。41歳132日での出場はフィールドプレーヤーで歴代2番目の年長記録。先発に限れば最年長記録となったが、徹底マークを受けて思うようにボールに触れなかった。後半20分過ぎに決定機が2度。ともに右からの折り返しを右足で狙ったが、枠を外れた。
チームは前半6分にMFのJ・ネベスが左クロスを頭で合わせて先制。その後はパスをつなぎながらも追加点を奪えず、逆にセットプレーから失点した。ボール保持率は75%に上ったが、ミスが目立ち「負けてはいけないという恐怖を感じ始めたようだ」とマルティネス監督。悲願の初優勝を目指すエースは、仲間にいらだつ場面もあった。
昨夏に中心選手の一人だったジョタさんが交通事故のため28歳で亡くなった。この日はジョタさんの名前を刻んだリストバンドを着用して臨んだが、痛恨のドロー。試合後は取材に応じず、フォロワー数が6億6000万人を超える自身のインスタグラムに「望んだスタートではないが、終わりではない。顔を上げて次戦に集中しよう」と投稿した。


