サッカーFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会1次リーグでF組2位通過の日本(FIFAランク17位)が、日本時間30日午前2時からブラジル(5位)との決勝トーナメント1回戦に臨む。

ブラジルのスポーツメディア「Coluna do Fla」は同国出身で元日本代表監督のジーコ氏(73)のインタビューを掲載。試合当日はどちらを応援するかとの問いに対し「ブラジルだよ。ブラジル相手に日本の監督を務めること以上に大変なことがあるかい? 私はそれを2度も経験したんだ。だから今はブラジルが勝てば最高さ。私はブラジル人だからね」と答えた。

仮にブラジルが負けたとしても悲観はしないという。「もし負けたとしても悲しむことはないよ。日本のサッカーには、コインブラ家(ジーコの家族)の足跡が少し残っているわけだからね」と語った。

ジーコ監督時代の06年W杯ドイツ大会では、1次リーグ最終戦で日本とブラジルが対戦。日本は前半に先取点を奪ったものの、1-4で敗れた。あれから20年。日本は進化を遂げているといい「今の日本は当時とは違う。注意した方が良い。かつての日本は、南米やアフリカのチームと対戦するのを非常に苦手としていた。私が代表監督をしていた頃は、アフリカや南米のチームと試合ができるように、随分と尽力したものだよ」と懐かしそうに振り返った。

日本は25年10月に国際親善試合でブラジルと対戦。前半に2点を先取されながら、後半3発で試合をひっくり返し、歴史的な勝利を挙げた。