D組1位通過で共催国の米国(FIFAランキング17位)が、B組3位通過のボスニア・ヘルツェゴビナ(同64位)と対戦。退場者を出す窮地に立たされながら快勝を収めた。2大会連続のベスト16に進み、6日(日本時間7日)の決勝トーナメント(T)2回戦ではベルギーと対戦する。
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米国をベスト16に導いたアルゼンチン人のマウリシオ・ポチェッティーノ監督(54)は「退場者が出て難しい試合になったが、我々には90分戦い続けるカルチャー(共通した考え方)があった」と喜んだ。
FWバログンが前半に先制点を挙げながら、後半はそのエースが相手の足を踏みつけて一発退場。同19分から10人で戦う窮地に立たされたが、指揮官は後半終了間際まで交代を我慢。あえて守備的な采配を行わず、残り約10分間で3人を交代させただけだった。
その我慢が後半37分、MFティルマンの直接FKでの追加点につながった。レーバークーゼン所属の24歳は、縦回転をかけて5人の壁を越える芸術的なFKに「練習でもやっていたキック。どうなるか分からなかったが、自信をもって戦った。お互いを信頼していた」と胸を張った。
元アルゼンチン代表DFのポチェッティーノ監督は、現役時代は2002年W杯日韓大会に出場。トットナム監督時代の2018-19年は、クラブ史上初の欧州CL決勝にまで導いた名将。
パリ・サンジェルマンやチェルシーも率い、24年9月に初めてとなる代表チームの指揮を米国で託された。この日は6万8827人が集まったサンフランシスコの場内を周り、サポーターと喜び合う陽気な性格の持ち主だ。
「私はこのチームに誇りを持っている。難しい相手と戦い、この経験は生きるはずだ」
今大会はカナダ、メキシコ、米国の共催国全てがベスト16に進んだ。その中でも米国は母国で戦い続けられ、有利な環境でもある。ベルギーとの次戦は、1次リーグ第2戦オーストラリア戦に続いて再びシアトルへ移動。名将に率いられて快進撃が続きそうだ。


