フランスの名将ディディエ・デシャン監督(57)はラストマッチを勝利で飾れなかった。4-6という打ち合いの末にイングランドに敗れた。インタビューの際には涙も浮かべた。

前半の4失点が響いた。「到底見せるに値しない内容だった」。後半開始からデンベレら4人を投入し、巻き返しに出た。エムバペの2得点もあり、1点差とした。さらにオリセの決定機もあったがシュートは枠外へ。勝負は紙一重のところだった。「4-4に追いつくチャンスが2度あった。残念ながらこれは私のせいだ。前半にすべきことをできなかった」。

12年の就任から14年間も指揮を執り、W杯では18年に優勝、22年は準優勝。通算19勝は史上最多だ。「人間的な面でもとても美しい冒険だった。彼らと過ごした数週間は本当に素晴らしかった。私たちは感動を生み出そうとした。これがW杯なんだ」。フランスに再び黄金時代をもたらし、盟友ジダン氏に新たなバトンを託す。