広中璃梨佳も「15分の壁」突破 新谷と激戦3位

  • 女子5000メートルで日本人1位の新谷(左)と同2位の広中は笑顔でピース(撮影・鈴木みどり)
  • 女子5000メートルで日本人1位の新谷(右)と同2位の広中はお互いを労う(撮影・鈴木みどり)

<陸上:全日本実業団対抗選手権>◇最終日◇20日◇埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場◇女子5000メートル

東京五輪参加標準記録を突破している5000メートルで、広中璃梨佳(19=日本郵政グループ)が歴代3位となる14分59秒37の好タイムをマーク。この日、熱戦を繰り広げた新谷仁美(積水化学)とともに、05年福士加代子(ワコール)以来15年ぶりとなる「15分台の壁」を乗り越えた。

数字だけでなく、内容も濃かった。序盤から果敢に主導権を握る展開。中盤に新谷に先頭を譲ったあとも食らいつき、ムワンギ・レベッカ・ジェリとの優勝争いを繰り広げた。最後は力尽きて3位となったが、「新谷さんの大きな背中についていけたことは収穫」。自らの成長と手応えを感じている様子だった。

2日前には3000メートルで自己ベストを更新し、「それが自信になった」。伸び盛りの19歳は、1年後、そしてその先へ向け、さらなる成長曲線を描いていく。

【奥岡幹浩】