フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、スケートアメリカは24日(日本時間25日)、レークプラシッドで開幕する。23日(同24日)に公式練習が行われ、女子の宮原知子(関大)坂本花織(シスメックス)や男子の無良崇人(洋菓子のヒロタ)ら日本選手が調整した。

 17歳の坂本はGPデビュー戦だったロシア杯に比べ、落ち着いて公式練習に臨めたという。「SP、フリーともそろそろパーフェクトの演技がしたい。一発やったろうという気持ち」と口も滑らかだった。

 ロシア杯以降に力を入れてきた課題の表現面を見どころに挙げる。平昌冬季五輪出場を狙う成長株は「ノーミスをすれば結果はついてくる。全力でやるだけ」と力を込めた。