準V恵庭南、涙の初春高 監督インタビューで男泣き

<全日本バレーボール高校選手権北海道大会(春高バレー):北海道科学大高2-0恵庭南>◇男子決勝◇16日◇札幌・北海きたえーる

恵庭南が準優勝で初の「春高バレー」出場を決めた。準決勝で札幌藻岩をフルセットの末に撃破。決勝では総体16強の北海道科学大高に敗れたが、男女上位2チームに出場権が与えられる全国大会(来年1月5日開幕、東京)出場を決めた。沢田一徹主将(3年)は「全国を決めたことはうれしい。(準決勝後の)監督の涙は初めて見ました」と喜んだ。

試合終了を待たずに指揮官の瞳はぬれていた。準決勝。相手サーブがネットにかかった瞬間、選手たちがコートで喜びを爆発させた。東海大四(現東海大札幌)で全国制覇を経験した山田卓哉監督(44)にとっては就任3年目での初全国。「自分を信用して辛抱強くやってくれた。選手に感謝したい。自分が選手のときよりうれしい」。インタビューで男泣きした。

51年の学校創立と同時に創部されて69年目。02年に総体出場はあるが「春高」は初めて。準優勝で全国に届かなかった今夏総体道予選後にはフィジカル強化や基礎練習を徹底した。10月には弘前工(青森)、11月には雄物川(秋田)など全国常連校と対戦するためフェリーで東北遠征を敢行した。沢田は「全国でも勝って監督を泣かせたい」。夢舞台で新たな歴史を刻んでいく。【浅水友輝】