フィギュアスケートの世界選手権(フランス・モンペリエ)で女子15位となった河辺愛菜(17=木下アカデミー)が4回転ジャンプに再挑戦する意向を示した。現地で取材に応じ「ずっとやりたいと思っているし、跳べたら試合でも入れていきたいので、シーズンオフに練習したいなと思っています」と明かした。

21年10月ごろまでは練習しており、夏に1度立ったことがあるという。回転不足だったため「回りきれるように、まずは頑張りたい」。種類はトーループを予定している。

今季は全日本選手権3位と躍進し、北京五輪(オリンピック)、世界選手権と大舞台を経験した。五輪では銀メダルを獲得したロシアのアレクサンドラ・トルソワや、4位に入ったカミラ・ワリエワを間近で見ることができ「トルソワちゃんと、ワリエワちゃんのスピードがすごい速いなと感じました。『4回転を回るにはそれぐらい必要なのかな』とか、すごく勉強になりました」と出場したことで得た学びがあった。

今大会では坂本花織(21=シスメックス)が初優勝。河辺の言葉は力強い。

「本番に合わせるところとか、練習から全部できているものが出ていた。自分も見習わないといけないし、4年後、花織ちゃんみたいに、安定感のある演技をちゃんとできるようになりたいとすごく感じました」

1年前の自分を思い返して「ここにいられるのもすごく不思議」と口にするほど、驚きの飛躍を遂げた21~22年シーズン。限られた者にしかできない経験を、今後に生かす。(モンペリエ=松本航)