【ミラノ15日=藤塚大輔】フィギュアスケート男子のイリア・マリニン(21=米国)が本番会場に隣接する練習用リンクで練習に参加した。
ヘアバンドをしながら、練習着姿で登場。引き締まった表情で滑りを確かめた。
世界選手権2連覇中のマリニンは、13日の男子フリーでまさかの15位に沈み、ショートプログラム(SP)首位から総合8位に後退。6種類の4回転ジャンプを跳ぶことができる「4回転の神」は金メダル最有力とみられていたが、ジャンプでミスが続き、23年12月から続いていた個人の連勝が「14」で途切れていた。演技後は「五輪金メダリスト候補として扱われることは、特に私の年齢で本当に大きな負担だった。プレッシャーや緊張感は、外からは分からない。それは私を圧倒し、コントロール不能に感じた。正直、何が原因だったのか理解ができない」などと語っていた。
すでに男子は競技日程を終えたが、21日のエキシビションに参加する選手などのために、練習用リンクで練習時間が設けられている。
男子フリーはミハイル・シャイドロフがカザフスタン出身では初の金メダルを獲得。日本勢は鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)が2大会連続の銀メダル、佐藤駿(22=エームサービス/明治大)が銅メダル、三浦佳生(かお、20=オリエンタルバイオ/明治大)が13位だった。

