大場敏(51=静岡)が、多くの難所を乗り越えて12R優勝戦1枠を手にした。

準優前の前半8R、1周2Mでターンマークに接触して転覆失格。急いで転覆整備をして準優12Rに臨んだ。コース取りからもつれたが、インを死守。スリットから伸び返して押し切った。

「(8Rの)転覆の影響はなかった。足は総合的に上位。伸びるし出足、ピット離れも来ている。インから先に回れば大丈夫」。

今年3度目の優勝へ、最後も逃げに徹する。