【中野公博・福腹スペシャル】
「古性(優作)さんに今年のキーマンと言ってもらった」
寺崎浩平はどこか誇らしげに話した。
古性、脇本雄太の2枚看板に、今年は窓場千加頼も進化。三谷竜生も存在感を示している。ただ関東勢ならS班の真杉匠、中四国勢なら犬伏湧也と、若手の名前がすっと出てくる。それに比べると、近畿は1枚足りない。
そのラストピースになるのが寺崎だ。近畿勢にさらなる厚みをもたらす存在になる。30歳だが「近畿の中では若手なので」と、寺崎自身も自分の役割を重々承知している。
「練習では一番強い」。周りの選手の寺崎への評価だ。寺崎自身も「心持ちなんですかね。レースになると練習の足を出せていない。無駄に力んだりしてしまう」と話していた。
その中で迎えた初日の西予<1>2Rで、長い距離を踏んで押し切り勝ち。番手の三谷将太からも「(ここに向けての合宿で)一緒でしたけど、練習通りの足を寺崎が出していた」と太鼓判をもらった。ここに来て、練習と同じ脚力を発揮できたのは大きな収穫だ。
今年は2月全日本選抜、5月日本選手権(ダービー)と2度、準決の壁にはね返された。さらにさかのぼれば昨年の10月寬仁親王牌、11月競輪祭とG1は4連続で準決で敗退している。今回は、初日の1着で準決フリーパスとなる白虎賞へいい位置にいる。準決の壁を破るチャンスが来た。
◆西予<2>4Rは細切れ戦。中団争いを誘い、ここも押し切る。3連単(2)-(9)(1)(4)(3)-(9)(1)(4)(3)(6)の16点。






















