石井貴子が悲願のG1初制覇を達成した。記者会見では「信じられない。夢かと思い何度もほっぺをつねったが痛いので本当なんですね」と笑った。準決は児玉碧衣と同じ4着だったが予選の1着が利いて決勝に勝ち上がる運があった。そして決勝でも運があった。

「7番車だったので後ろになるのを覚悟した。でも奥井(迪)さんの後ろを取れて、勝負権の位置を守ることに集中した」。この位置を何とか守り抜いて直線勝負になり「差せていたらいいなという気持ちでビジョンを見たら私を映していた」と喜びに浸った。

「(右肋骨多発骨折など)けがが続いた時期があり、心が折れてしまい、もう走れないと思った時期もあった。G1出場が初めてで、そこ(ガールズGP)までの過ごし方は分からないが、今まで通りにできることを精いっぱいやるだけ」。表舞台に帰ってきた実力者が、タイトルホルダーとして気持ちを新たにした。【山田敏明】

【岸和田競輪・出走メンバー表&担当記者予想】無料公開中!ここを押してチェック