【中野公博・福腹スペシャル】

◆12R:決勝 北井佑季にタイトルを! これが神奈川の総意だ。

郡司浩平、和田真久留、深谷知広と南関4人が集結した4日目の青龍賞で、北井は先頭を務めた。先行選手として譲れないプライドがあるからだ。

その青龍賞で北井は9着に終わったが、後ろの3人で確定板を独占。今シリーズだけでなく、これまでの南関勢への貢献度は、いまさら説明する必要もない。

ただ、東準決9Rは、松井宏佑が北井の前回りだった。これは松井だけが決勝に乗った昨年準決とは逆の並び。「昨年の借りもあった。北井さんと一緒なら絶対返したいと思っていた」と松井は振り返った。

プライドより仲間との絆を大切にした北井も、松井の気持ちに応え、番手まくりで決勝切符をつかんだ。

そして、決勝は郡司が北井の前を回る。両者の並びが決まるのに時間はかからなかった。郡司は「チャンスがあれば前を回りたいって話していた。こういう舞台で並べるチャンスもないので」と明かした。

「郡司さんは力がありますし、自分が後ろを回ることも納得できた」

北井も郡司の強い気持ちを受け取った。そして続けた。

「(G1タイトルが)常に手が届くところにあるか分からない。つかむべきタイミングが来たときに、つかめるように」

ここは仲間の力を借りて初戴冠を果たすときだ。

郡司は強引にでもたたいて先行勝負。北井も別線に合わせて番手まくりを決める。

3連単(9)-(8)(7)(5)(2)-(8)(7)(5)(2)(4)の計16点。

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