三谷竜生(30=奈良)がG3初制覇を飾った。昨年5月のG1日本選手権(ダービー)以来の優勝を飾り、完全復活を印象付けた。
レースは地元勢を背負った松浦悠士が先行。中団は佐藤慎太郎、諸橋愛でもつれ、三谷は後方に構えた。仕掛けたのは最終1角過ぎ。勢いは良かったが、地元Vを狙った香川雄介がこん身の番手まくりを放ち猛抵抗。最終4角まで両者のつばぜり合いは続き、最後は三谷の力が勝った。
約9カ月ぶりの優勝。普通ならば安堵(あんど)感が先に立つが、表情は引き締まったままだった。「記念は初めて取ったのでうれしい。でも、次の全日本選抜(9日から四日市)を考えると、ホッとしたというより緊張が増してきた」。G1ともなればSS班の重圧はもっと大きくなる。2個目のタイトルを取るまで、息を付くことなく力を磨き続ける。【東 和弘】





















