王者がP・G1初制覇で、史上4人目となるボートレース“全階級制覇”を達成! SG12冠、G1・58度Vの松井繁(53=大阪)が、誰も寄せ付けない圧倒的な逃げ切りでVを飾った。
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ツキを呼び込み、強運を生かせるのも王者たるゆえんだ。あみだ抽選で1枠を引き当てた松井繁が12R決勝戦を逃げで制し、BBCトーナメント4代目チャンピオンを襲名した。
準決勝戦までは3着以内に入れば勝ち上がりのサバイバル方式だったが、1回戦は5枠発進。「外枠から決勝戦に乗るのは奇跡。それだけ難しいシステムですから」。今大会のルールと、大崩れの少ない松井の戦略が完全にマッチした。
巡ってきたビッグチャンスを逃さなかった。インからコンマ11のトップスタートを決めると、1Mは余裕を持って先マイ。差して猛追する丸野を振り切って1着ゴールした。
SG12冠、G1は今回を含めて59度の優勝。びわこでは6度目のG1優勝と輝かしい実績を誇るが、G1優勝は19年6月の桐生周年から遠ざかっていた。「久しぶりに大きいレース勝てたんで、いい感じでしたね。これでグランプリに行けると思うので」。王者復権へ十分な手応えをつかみ取った。
これまでの第1回大会から3回大会までは年末に行われていたが、今年は1月開催に移行。23年グレードレース開幕戦を最高の形でスタートさせた。また、この優勝で、24年1月に行われる大村の第5回大会、同3月戸田SGクラシックの出場権利を得た。
年間の賞金争いは始まったばかりだが、先に見据えるグランプリ出場へアドバンテージを得たのは確か。ここから王者の大行進が始まる。





















