高野哲史(33=兵庫)が今年初優勝を手にした。

1枠で臨んだ優勝戦12Rで、しっかり先マイから逃げを決めて見せた。「1M、しっかり回れたので良かった」と笑みをこぼした。

昨年の賞金王でシリーズを引っ張った2枠白井英治に勝ちきっての堂々の優勝だ。スタート展示で、やや白井がのぞいたスタートで「怖い存在でした」と意識しながら、本番は「(スタートは)早めにしかけて様子を見ながらいった」と白井より早いコンマ10のスタートを決めての勝利だった。

「今節通して、うまく合わせることができた」。昨年8月平和島以来の優勝に、最後まで笑みが絶えなかった。