強敵らをきっちり退けた。秦英悟(38=大阪)が、インからコンマ08のトップスタートを決めて逃げ、前節鳴門に次ぐ2節連続、今年は4度目、通算22度目の優勝を飾った。さばいた稲田浩二が2着。道中浮上の柳沢一が3着に粘った。

思惑通りのレースができた。「展示から稲田さんの雰囲気が良さそうだったので」。戸田3節連続優勝を狙う稲田にまくられないように、ゼロ台スタートを踏み込んだ。1Mも警戒しながら先に回ると、一気に独走態勢に持ち込んだ。「仕上がりは完璧、いいかかりをした。スタートも狙い通りだった」。ウイニングランを終えると「ほっとした」と自然と表情も緩んだ。大会タイトルの本命サイド、その重責も全うした。

今年の優勝は4度目。次は芦屋G1、年内は大村、蒲郡の一般戦も控える。「あと1つは取りたい。次を勝てれば理想ですけど(笑い)。でも、1走1走、積み重ねたい」。G1初制覇も視野に、来年3月、戸田開催のSGクラシックの権利獲得へ猛スパートをかける。