塩島嵩一朗(25=神奈川)がS級初優勝をパーフェクトのおまけ付きで飾った。

1番車の塚本大樹がスタート合戦を制したため、塩島は後ろ攻めを余儀なくされた。「突っ張られるのは分かっていたので、どこかで行くところがあれば」と、いったん5番手に立て直して鐘過ぎから猛然とスパートし、突っ張り先行で応戦する昼田宗一郎を一気にのみ込む。ゴール前ではマークした嶋津拓弥に詰め寄られたが「最後までしっかり踏めた」と振り切って、Vゴールを駆け抜けた。

6月にS級特昇したばかりとはいえ、全プロ大会のチームスプリントで準優勝メンバーに。10月には寬仁親王牌で初のG1を経験するなど、将来が嘱望されるホープだ。「実力的には優勝はまだ先かなと思っていたが、ホッとしています」と相好を崩した。次走に控える小田原G3へ「地元なので頑張りたい」。余勢を駆ってG3制覇までやってのける可能性も十分だ。