今季もスタメン予想は難しくなりそうだ。J1新潟は26日の第2節、アウェーで広島に2-1で競り勝ち、J1復帰後の初勝利を挙げた。
2-2で引き分けた開幕節のC大阪戦からは先発を4人変更し、今季新加入でJ1初出場だったMF太田が前半14分にJ1初得点を挙げた。新潟でJ1デビュー戦ゴールは開幕節のFW谷口に続いてクラブ史上7人目。同一シーズンに2人は今季が初めてだ。
昨季同様、選手間の競争意識がチーム力をさらに高める。開幕節でJ1初得点をマークした谷口がベンチスタートで、代わりに1トップで先発したFW鈴木がJ1では4季ぶりにゴール。松橋監督が「全員が戦力」と話すように主力と控えの明確な線引きがなく、誰が先発しても結果を残す。J1初先発だったMF秋山はチーム最多54本のパスをさばき、新潟でJ1初先発となったDFデンは高い集中力で相手の猛攻をはね返し続けた。
昨季はJ2史上初めて2桁得点者なしで優勝。得点者はリーグ最多20人と、日替わりでヒーローが誕生した。J1デビュー戦で鈴木のチーム2点目もアシストした27歳の太田は「この(J1の)舞台に立つまで時間がかかった。なぜ、ここまで来られたのか、表現しようと思っていた」。昨季3位の強豪撃破の立役者となり、太田もJ1レベルにあることを証明。次節以降も新たなヒーロー誕生が期待される。【石川秀和】




