<高校サッカー:京都橘2-1帝京長岡>◇5日◇準々決勝◇ニッパ球

 京都橘が帝京長岡を2-1で振り切り4強入りを決めた。前半29分までに2点をリードしたが、後半5分に1点を返されると、あとは防戦一方。ピンチの連続をしのぎ切った。

 米沢監督は「1点を返されて何分か耐えられればと思っていた。足が止まったなりの戦い方ができたが、あんなに早く止まるとは思わなかった」とひやひやの勝利だった。

 京都大会決勝では東山を相手に3-2の勝利。その時の経験が生きた。FW仙頭(せんとう、3年)は「最後は気持ちだけでした。後半の(バーに当たった)シュートが入っていれば楽になったのですが。守備陣が頑張ってくれた」と振り返った。