<高校サッカー:鵬翔2-2(4PK3)星稜>◇準決勝◇12日◇国立

 鵬翔(宮崎)が星稜(石川)に先行を許しながらも2度追いつき、PK戦を制して初の決勝進出を果たした。

 前半14分に先制を許した鵬翔は、同31分にMF小原裕哉(2年)がゴール正面距離20メートルのFKを直接決めて同点に追いつき、後半36分に再び勝ち越されたが、その2分後にMF東聖二(3年)がゴール前のこぼれ球を右足で豪快に蹴り込んで再び同点とし、PK戦に持ち込んだ。

 PK戦では2番手の東が止められ苦しい展開となったが、星稜の4、5番手が連続して失敗。3-3となり決めれば勝利の5番手GK浅田卓人(3年)は失敗したが、サドンデスとなった星稜6番手のキックがクロスバーにはね返された後、MF川崎晧章(2年)が決めて勝利をつかんだ。