全国高校サッカーは今日5日、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場ほかで準々決勝が行われる。

 帝京長岡(新潟)は、「古沼イズム」を注入され、新潟県勢初の4強を狙う。帝京を6度の優勝に導いた古沼貞雄氏が、今大会アドバイザーとしてベンチ入り。谷口監督は優勝した91年大会の帝京メンバーで、薫陶を受けてきた。名将から聞いた言葉では「今日の汗、明日輝く」が印象に残るという。「自分の優勝の時は控えで、仲間に勝たせてもらったという思い出。指導者になった今は、選手たちと優勝を勝ち取りたいという気持ちは強い」と語った。新潟入団が内定している小塚を軸に県勢初のベスト4、そして頂点を目指す。