なでしこジャパンは8日、静岡での候補合宿を打ち上げ、年内の活動を終えた。

 4日間を振り返り、高倉麻子監督(48)は「競争が始まるというのを感じた。選手らは気持ちの中でしっかり取り組んでくれている」と評価。12月は皇后杯などの視察を行い、来季への準備を進める。1月の国内合宿では、国際Aマッチデーを利用して海外組招集やU-20(20歳以下)代表からも「数人入れて」ポジション争いに拍車をかける。「フィジカルで負ける、を前提にしたくない。うまさと強さを両輪にした強いチームを作っていく」と新生なでしこの基盤も明かした。