日本協会は15日、日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が同日に自動車の接触事故を起こしたと発表した。午後2時半ごろ、東京都港区赤坂(溜池交差点付近)の路上で乗用車を運転中、路肩から発進した乗用車と接触した。監督の車の左前方と相手方の車の右側面が接触。双方にけがはなく、破損も小さな傷、へこみ程度の軽微なものだったという。

 前日14日にイラン遠征から帰国したばかりのハリルホジッチ監督はこの日、協会貸与の車両を1人で運転し、東京都文京区本郷のJFAハウスに向かう途中だった。

 同監督は15年8月にも都内でタクシーと接触事故を起こしている。前回もけが人はなく、車両にも大きな破損はなかった。

 日本協会は厳重注意した上で、田嶋幸三会長が「このたび、本件でお騒がせしたことをおわび申し上げます。軽微で、双方にけががなかったことには安堵(あんど)しておりますが、監督には、あらためて運転する際には注意するよう伝えました」とコメントした。