サッカー日本代表FW浅野拓磨(22=シュツットガルト)が16日、都内の国士舘高で行われたイベントに参加した。

 ゲストとして招かれた浅野はシュート練習で自ら実践して手本を見せるなどし、参加した高校生を約1時間指導した。シュートに入る前にパスを受ける際も「実際は必ずDFがついてくる。ただ走るのではなくてそれを常に意識することが大事」と説いていた。

 その後は40分ほどのトークショーが行われた。テーマは食事。浅野は高校時代、1食で約2合のご飯を食べていたという。「今も体を作るために多く食べますが、バランスを心がけています」と、実際にシュツットガルトで食べている食事の写真などを高校生に見せながら説明した。

 アーセナルからシュツットガルトへレンタル移籍している浅野は、クラブの1部昇格に貢献した。このオフは意識的に休暇をとるつもりだという。来季に向けては「どこでプレーするかは決まっていないが、毎日全力でやりたい。代表に呼ばれるためにも」と話した。