バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が、日本代表を6大会連続のW杯本大会出場に導き、歓喜の涙を流した。

 前半41分に浅野拓磨(22=シュツットガルト)、後半37分にはMF井手口陽介(21=G大阪)がゴールと、起用した代表の若手選手がゴールを決めるなど躍動し、勝てばロシア行きが決定する大一番で、采配が的中した。

 ハリルホジッチ監督は、井手口がゴールを決めた次の瞬間、勝利を確信したように左拳を5回も天に突き上げた。試合終了のホイッスルが鳴ると、スタッフと抱き合って喜んだ。そして、日本語で「アリガトウゴザイマス!!」と絶叫。「国民の皆さんの勝利。皆さん、すばらしいサポーター。皆さんのことを誇りに思う。スタッフ、関係者、ありがとう。W杯本大会へ向けて、これから準備したい。アリガトウゴザイマス!!」と一気に語り、歓喜の涙を浮かべた。