DF昌子源(24=鹿島)は「最終予選では、初戦で負けたチームは(W杯本大会に)行けない、オーストラリアに勝っていないというジンクスがあったけれど、誰も気にしていない。破ろうという、強い思いがあったと思う」と、最終予選の2つのジンクスが、逆に日本代表の発奮材料だったことを強調した。

 一方、試合を終えたばかりということもあり、W杯本大会出場を決めた実感がないようで「自分が(W杯を)決めた舞台に立っているのが、信じられない。イメージできていない」と繰り返した。

 9月5日には最終予選の最終戦となるサウジアラビア戦(ジッダ)が控える。昌子は「(W杯出場は)決まったけれど、サウジアラビアに負けてもダメ。国を背負って戦うのだから」と必勝を誓った。