国際サッカー連盟(FIFA)は16日にコロンビアのボゴタで理事会を開き、6月開幕のW杯(ワールドカップ)ロシア大会で「ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)」と称する映像確認の審判員を採用すると決めた。

 W杯ロシア大会では通常3人までの選手交代枠について、延長に入った場合に4人目を認めることも承認された。16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)などで試験的に導入されている。14年W杯ブラジル大会では決勝トーナメント16試合のうち8試合が延長になっている。また、選手に指示を出す目的で試合中にテクニカルエリアと外部との連絡を許可することも認められた。